30代イクメンの絵本日記

絵本と疑似体験。30代イクメンが読み聞かせにぴったりな1冊をご紹介します

30代 イクメンの考える絵本

30代 イクメンの考える絵本とは

「トイレでうんちできるかな?』とか、
「きちんと挨拶や、ありがとうが言えるかな?」
など、教育的な意図で描かれた絵本も少なくありません。
そのような実用的な絵本ももちろん大切だと思います。
でも私たちは、初めて会った人にもちゃんと大きな声で挨拶ができるとか、きちんとありがとうが言えてしまうような、
お行儀の良い子供よりも、まずは、花や星が美しいと思える子に育って欲しい。色々な物事に興味を持ち、好奇心を持って行きてもらいたいと思いました。
それは教育のためとかではなく、イクメンとしてというより、この子のパパとママとしての単純な願いです。

子供の感受性は無限です。
豊かな感受性を持っている子供には、
育児・教育のプロや全国の書店がが推薦するような実用的な本はある意味もったいないと思ったのです。
そのため、私たちは実用的な絵本はあまり読んだことがありません。
教育という立場から大人の都合で、彼ら彼女らの世界を狭めてしまう可能性があるのではないかと思っているためです。

風が吹いた。という表現もいろんな捉え方があります。

吹いた風は、カラッとした爽やかな風なのか。
ピュ~ッと冷たくて痛い風なのか。
ふわりとみんなを包み込んでくれるような、暖かい風なのか。
色んな風があることを、自分自身で感じて欲しいですし、自分自身で想像して欲しい。


だから我が家では極力教育的な絵本は避けるようにしていこうと考えています。
そして、読んでいる大人も(30代である自分も)、私達パパとママもワクワクしてしまうような絵本を読もうと思っています。
この絵本なら子供が喜ぶのではないか?
こんな読みきかせをしたら子供が喜ぶのではないか?
と想いを馳せて、絵本を選んでいます。

次回は、30代イクメンの自由気ままな絵本選びを絵本日記を通してご紹介していきたいと思います。